リハビリ系の国家資格!言語聴覚士試験の難易度はどれくらい?

公開日:2022/08/15

リハビリ系の国家資格!

言語聴覚士法にもとづいたリハビリ系の国家資格が、言語聴覚士です。言語障害や聴覚障害、嚥下障害などがある人を対象に、検査・評価・訓練・アドバイスなどをおこないます。資格取得には、試験を受ける必要がありますが、どのくらいの難易度なのでしょうか?今回は言語聴覚士の難易度や試験内容、合格に向けた対策などを解説します。

言語聴覚士の試験内容

言語聴覚士の資格を取得するためには、国家試験に合格する必要があります。まずは、受験資格や試験の概要、試験内容などについて見ていきましょう。

受験資格

言語聴覚士の国家試験は、誰でも受けられるわけではありません。基本的には、言語聴覚士の養成施設で一定期間勉強し、卒業していることが条件となります。養成施設への進学ルートは、主に次の2つです。

・高校卒業後に、3年制~4年制の大学・短大・専修学校で学ぶ

・一般の4年制大学卒業後に、2年制の大学・大学院・専攻科・専修学校で学ぶ

上記のほか、すでに言語聴覚士養成に関する一定基準の科目を履修している場合は、1年生の指定校で学ぶ方法があります。また、外国で言語聴覚士の学業を修めた人は、厚生労働大臣の認定で、受験資格を得られます。

試験概要

令和4年におこなわれた試験の概要は、次の通りです。

・試験期日 令和4年2月19日

・合格発表 令和4年3月25日(厚生労働省、または公益財団法人医療研修推進財団のホームページ上)

・試験地 北海道・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県

試験は例年、1年に1回おこなわれます。受験する会場が少なく、遠方から足を運ぶ場合は、前日に試験会場近くのホテルなどに宿泊するとよいでしょう。余裕を持って試験に臨めます。

試験科目

令和4年におこなわれた国家試験では、次のような科目が課されました。

・基礎医学

・臨床医学

・臨床歯科医学

・音声、言語、聴覚医学

・心理学

・音声、言語学

・社会福祉、教育

・言語聴覚障害学総論

・失語、高次脳機能障害学

・言語発達障害学

・発生発語、嚥下障害及び聴覚障害学

試験はすべて、5者択一のマーク式です。午前と午後にそれぞれ100問ずつ課され、6割以上となる、120問以上の正解が合格基準とされています。

言語聴覚士試験の難易度

試験を受けるうえで、気になるもののひとつが、難易度ではないでしょうか?令和4年におこなわれた国家試験の合格率は、75.0%でした。令和2年の合格率が65.4%、令和3年が69.4%となっており、令和4年は高い合格率だったことがわかります。

前述したように、たくさんの科目から問題が出題されるため、相当の勉強量が、求められることに間違いはありません。しかし、これまでに学校の授業を習ったことを中心に、しっかり勉強していれば、十分合格できる試験内容です。

言語聴覚士試験の具体的な対策

言語聴覚士試験の合格率は、決して低くはないものの、科目数が多いことなどから合格するためには、計画的に勉強を進めていく必要があります。対策の主なポイントは以下の4つです。

特定の参考書に絞って勉強する

書店へ足を運ぶと、言語聴覚士に関する参考書が、たくさんあることに気づきます。勉強を始めたばかりの頃は「あれもこれも」と、さまざまな参考書へ手を出しそうになりますが、掲載されている内容に大きな違いはありません。

そのため、特定の参考書に絞って勉強するようにしましょう。学校で教材が指定されている場合は、指定教材でも大丈夫です。過去問や模擬試験のなかで、参考書に載っていない情報があれば、その都度、書き足してください。自分だけの参考書を作るイメージです。

学校の配布された資料をファイリングしておく

学校の授業で配布された資料は、国家試験の内容を想定して作られていることが少なくありません。有益な情報がたくさん詰まっているので、見やすくするためにファイリングしましょう。過去問や模擬試験でわからないところがあれば、その都度、資料を確認します。

10年分の過去問を徹底的に解く

学校の授業や参考書での学習を通じて、ある程度の基礎が身についてきたと感じたら、過去問演習に移ってください。過去問を解くことで、実際に出題される問題形式や難易度に慣れることができます。最低でも5年分、できれば10年分は解きましょう。

問題は解きっぱなしにしておかず、とくに間違えた問題は、必ず解説を読んでください。解説を読んでも理解できないときは、教科書や参考書などに戻って復習します。同じ問題でも、何度もくり返し解くことで、合格に必要な実力を身につけられるようになるでしょう。

模擬試験を定期的に受ける

学校によっては、定期的に模擬試験をおこなっているかもしれません。多くの場合で、国家試験の問題を想定して作られているため、腕試しにピッタリです。過去問演習と同じように間違えた箇所は、必ず解説を読んで復習しましょう。

まとめ

言語聴覚士の資格を取得するためには、国家試験に合格する必要があります。合格率はさほど低くはないため、学校で習った内容を中心に勉強しておけば、合格することは十分可能です。

今回紹介した「特定の参考書に絞って勉強する」「学校の配布された資料をファイリングしておく」「10年分の過去問を徹底的に解く」などの対策法を中心に、計画的に受験勉強を進めていくとよいでしょう。

【大阪府】おすすめの言語聴覚士学校4選

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