作業療法士が収入アップを目指すためには?具体的な方法について解説!

公開日:2022/03/15

作業療法士は、医療福祉業界で人気の職業のひとつです。作業療法士になるには、学校養成施設を卒業し、国家資格試験に合格する必要がありますが、資格取得後は確実に就職できます。そんな作業療法士ですが、実際どれくらいの収入が得られるのでしょうか?ここでは、作業療法士の年収や収入アップの方法についてお話しします。

作業療法士の平均収入

作業療法士の実際の年収はどれくらいなのでしょうか。ここでは、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を参考に、「全体の平均年収」「地域別の平均年収」についてお伝えします。

まず、作業療法士の「全体の平均年収」は409万6,400円、「平均月収」は28万7,500円、「平均年間賞与」は64万6,400円となっています。賃金は、正社員やアルバイトなどの雇用形態や、介護施設や小児リハなどの職場の種類・規模によって左右されており、正社員のほうが給与は高い傾向にあるようです。

作業療法士は非正規雇用の求人が多いため、一般的に高収入を得ることが難しいといわれていますが、一方で非正規雇用だからこそ、自分のライフスタイルに合わせた働き方をできるとも考えられます。

次に「地域別の平均年収」についてお伝えしましょう。地域別で平均年収をみると、北海道・東北が325万円、甲信越・北陸が322万2,000円、関東が375万円、東海が350万円、関西が355万円、中国地方が321万円、四国が337万円、九州・沖縄が325万円となっています。

これを見ると、人口の多い都市がある関東・東海・関西で働く作業療法士の平均年収が高い傾向にあることがわかります。都道府県別の比較では、作業療法士の平均年収は東京都の404万円がもっとも高く、もっとも低いのは島根県の275万円でした。

作業療法士が収入アップを目指すためには?

上記で見たとおり、たしかに作業療法士の平均年収は高い方とはいえません。しかし、収入をアップしていく方法ももちろんあります。ここでは、作業療法士として収入アップしていくための方法について、2つ紹介します。

まず1つ目は「長年勤めて少しずつ昇給していくこと」です。作業療法士の平均年収の推移を見ると、男女共に長く勤めるほど給料が上がり、初年度と経験年数15年以上だと200万前後の違いがあります。具体的な金額でいうと、初年度の280万円程度から、勤続年数15年以上になると500万円前後の年収に上がっています。作業療法士として堅実に経験を重ねていくことで、一定の収入アップを目指すことができるといえるでしょう。

次に、2つ目は「規模の大きい職場に移ること」です。一般的に作業療法士の給料は、働き方によって差が出るといわれています。たとえば、作業療法士の給料に影響を与える要因として、「勤務先施設の規模」「医療機関、介護施設など勤務先の種類」「地域の医療人材の充足具合」「常勤、非常勤などの雇用形態」などが考えられます。

つまり、作業療法士の必要度合いや現場への貢献度、所属する作業療法士の数、雇用形態などによって、得られる収入が変化するということです。このため、場合によっては、同じ職場に勤め続けても年収がなかなか上がらないということもあります。それゆえ、作業療法士として年収を上げていくためには、規模の大きい施設に移り、できるだけ上の役職で正規雇用として働くことが必要になります。

作業療法士の活躍の場

作業療法士が活躍している勤務場所は、主に「身体障害領域」「精神障害領域」「老年期障害領域」「発達障害領域」の4つに分類できるようです。

それぞれ具体的な職場として、「身体障害領域」では、総合病院、整形外科病院、身体障害者福祉センター、保健所等が挙げられるうえ、「精神障害領域」では、精神科病院、メンタルクリニック、精神障害者支援センター等が挙げられます。「老年期障害領域」では、認知症専門病院、老人保健センター、特別養護老人ホーム、訪問リハビリテーションなどが勤務先として多く、「発達障害領域」だと、小児病院、発達障害児支援センター、児童福祉施設、擁護学校等などが多くなります。

作業療法士はこれまで、病院における傷病後のリハビリ指導や、介護施設における介護予防指導をする人材として求められてきました。しかし最近は、自閉症や学習障害のある子どもに対し、生活動作の改善を手助けするためにも作業療法士が求められており、学校や幼稚園、保育所などで活躍する人もいます

また、高齢化の影響で介護施設が増えていることや、高齢者の在宅生活を手助けする訪問リハビリテーションが増えていることもあり、作業療法士は介護の現場でも求められるようになっています。作業療法士は、対象となる患者ごとに多様な対応を求められる仕事です。患者の数だけ作業療法士の仕事は存在するため、今後もさらに活躍の場が増えていく仕事であるということがいえるでしょう。

 

ここまで、作業療法士について、「平均給与」「収入をアップしていく方法」「作業療法士が活躍している場所」といった観点からお伝えしてきました。「作業療法士は給与が高くない」といわれがちですが、上で紹介したように収入を上げていく方法はあります。また、働く場所には困らない仕事であるということがいえます。この記事の情報が、あなたが作業療法士として活躍していく一助となれば幸いです。

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