作業療法士とはどのような職業なのか?仕事内容を確認しよう!

公開日:2022/04/01

作業療法士

身体的な機能を回復させる理学療法士や発語・食事などの機能を回復させる言語聴覚士のほかに、作業療法士がリハビリ職として挙げられます。作業療法士は名前を聞いても仕事内容が分かりにくいため、仕事内容をよく知っている人は少ないのではないでしょうか?そこで本記事では作業療法士の仕事内容を詳しく紹介します。

作業療法士とは?

作業療法士とは日々行う食事や洗濯、料理などの作業を行えるようにリハビリを実施し、患者さんが地域活動への参加能力を獲得することを目指して活動する専門職です。英語では作業療法士を「Occupational Therapist」といい、日本ではOTと訳されています。

作業療法士の活動範囲は広く、身体的な動作不良から精神的な疾患までアプローチすることが可能です。

作業療法士の具体的な仕事内容を知ろう!

作業療法士は人が人らしく生活するためのリハビリテーションを専門に扱う職業です。対象者の体の状態や精神状態を見極め、どのようなプログラムで改善を目指していくかを日々検討する必要があります。作業療法では以下の3つの能力の改善を目指して、リハビリを行います。

・基本的動作能力:運動、感覚、心肺活動、認知機能

・応用的動作能力:食事、排泄、料理、洗濯、掃除

・社会的適応能力:地域活動、勤労、学習、趣味活動

それぞれの動作能力獲得に行われる内容をざっくりと紹介しましょう。

基本的動作能力

基本的動作能力の向上には主に運動が用いられます。筋力トレーニングや、関節可動域訓練、ストレッチに加え、トランポリン、滑り台、ダンス、ペグボード、風船バレーなど低強度の運動が行われています。

応用的動作能力

食事、着替え、排泄、セルフケアを目的とした応用動作能力獲得には、それぞれに対してのアプローチが必要です。たとえば食事の「箸」にフォーカスした場合は、大きいスポンジや、小さい豆などを箸で掴む訓練をしたり、指の筋力を鍛えるために新聞紙を丸める練習をしたりします。

料理の場合では、実践を踏まえて食事を作り、包丁は無理なく使えるか、泡の付いた食器をしっかりつかめるかなどを作業療法士が確認しながら動作習得を目指します。

社会的適応能力

社会的適応能力は社会で働くための力を指すようです。社会的適応能力を身に付けるための訓練には習字、そろばん、パソコン操作、銀行や区役所などの利用訓練、公共交通機関の利用、音楽、ゲームなどが行われます。

作業療法士になるためには?

作業療法士は国家資格であるため、資格を取得する必要があります。また作業療法士国家試験受験資格は以下の内容のいずれかを満たしていることが必要です。

(1)学校教育法に定められた大学に入学できる者であり、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した作業療法士養成施設において、3年以上作業療法士として必要な知識及び技能を修得したもの

(2)外国の作業療法に関する学校または、養成施設を卒業し、外国で作業療法士の免許に相当する免許を受けた者であって、厚生労働大臣が(1)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの

(3)法施行の際(昭和40年8月28日)現に文部大臣又は厚生大臣が指定した学校又は施設において、作業療法士となるのに必要な知識及び技能を修業中であって、法施行後に当該学校又は施設を卒業した者

大学・短大・専門学校の違い

作業療法士になるには、大学、短期大学、専門学校などいくつかの選択肢があります。それぞれの違いはあるのでしょうか。

大学

大学では専門学校とは違い、専門科目に加えて一般科目も学びます。一般教養を身に付けたい方や、広い知見を手に入れたい方におすすめの進学先です。また、大学を卒業すると大学院進学に必要な「学士」を取得できます。そのため将来的に大学院を考えている方は大学に進むのがよいでしょう。

短大

作業療法士の短大は学ぶことが多いため、2年制ではなく3年制であることがほとんどです。大学は4年制であるため1年早く卒業できます。1年早く卒業できることで学費を抑えられることも魅力の一つです。また大学と違い短大は入学が比較的簡単であるため、高校で成績がそぐわない方でも入学できることも短大の魅力といえるでしょう。

専門学校

専門学校は作業療法士に必要な知識や技能のみを学ぶため、最短で作業療法士になることができます。国家試験対策を行っている大学も多いほか、技術の指導も手厚い学校が多いのが特徴です。また夜間の専門学校もあるため、働きながら資格取得を目指すことも可能です。

 

今回は作業療法士の仕事内容について紹介しました。作業療法士は一人の患者さんと向き合いながらリハビリを行う専門職です。患者さんが作業を行えるようになる喜びを一緒に分かち合えることが作業療法士の一つの魅力ではないでしょうか?

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