言語聴覚士とはどんな職業?具体的な仕事内容も理解しよう!

公開日:2022/03/01

わたしたちは普段、当たり前のように言葉を使ってお互いの考えや思いを伝えあうことで知識や経験を共有していますが、病気や事故などで思うようにできない人もたくさんいます。言語聴覚士はコミュニケーションが困難な人の程度を確認して、適切な訓練やリハビリを行う職業です。具体的な仕事内容やどのような人が向いているのかなどを紹介します。

言語聴覚士とはどんな職業?

何らかの原因によって生まれつき言語習得が困難であったり、事故や病気でコミュニケーションが難しくなったり食事がうまく取れなくなった人に対してリハビリを行ったりするのが主な仕事です。言葉によるコミュニケーションとしては言語や聴覚、発音や発声、認知などの機関がそれぞれに関わり合っています。医師の指示に基づいて専門的なサービスを提供することで、患者さん一人ひとりが自分らしい生活をできるよう支援します。

対象となる患者さんは子どもから高齢者まで幅広いです。脳卒中後の失語症や聴覚障害、子どもの言葉の発達の遅れや発声・発音の障害などの機能の回復のため訓練やリハビリを行います。見た目では障害があるとわからない場合も多いため、他の人から理解されないことで患者さんが不安や悩みを抱えることもあります。そのような患者さんの気持ちに寄り添って本人や家族と一緒に回復をサポートするようです。

1997年に国家資格となり、言語聴覚士になるためには国家資格が必要です。その活動は単体で行うものではなく、医師や看護師、理学療法士、作業療法士、ケースワーカーや介護福祉士、ときには表紙や心理専門職などと連携して訓練や指導、その他の援助を行います。

言語聴覚士の仕事内容

患者さんは子どもから大人まで幅広いだけでなく、一人ひとりの抱える問題はさまざまです。それぞれの問題の原因を究明して、最適な対処法を見つけ出し、リハビリや訓練を通して症状の改善に努めます。具体的にはどのような仕事があるのでしょうか。

さまざまな障害に対応

話すことや食べることが難しくなる原因として病気や障害の影響が考えられます。代表的なものをピックアップしてみましょう。

・言語障害…何らかの原因で声が出せなかったり、はっきりと発音できなかったり、舌がもつれてしまう症状の構音障害と、大脳をつかさどる機能に異常が起こったことで生じる失語症などがあります。構音障害の場合、相手の話す内容が理解でき、自分がいいたいことも頭の中ではわかっているため文字でのコミュニケーションは可能です。失語症の場合、いい間違えや適切な言葉が使えない、意味不明な言葉を話すなどという症状があり、読み書きも困難な場合があります。

・音声障害…いつもと違う声になったり、声が出にくくなったりします。歌手や保育士など声を酷使する職業の場合は慢性的に繰り返すこともあるようです。また、咽頭がんなどで声帯を失って声が出にくくなったり、ストレスが原因で急に声が出なくなったり、成長期を過ぎたのに声変わりが起きなくなったりする変性障害も音声障害に含まれます。

・嚥下障害…病気や障害、老化などにより食べたり飲んだりすることが難しくなると、健康にも大きな影響を与えます。食道に入るはずの食べものが誤って気管に入る誤嚥が生じたり、食べものがのどに詰まって窒息を引きおこしたりするので、命に直結する深刻な状態にもなりかねません。

コメディカルスタッフ

医療専門職である医師や歯科医、看護師、作業・理学療法士、保健・福祉専門職である介護福祉士やケースワーカー、介護支援専門員などと連携してリハビリや訓練を行います。

さまざまな現場で活躍

医療機関に限らず、教育機関や福祉施設、保健施設などでも活躍の場が広がっています。

・医療機関:総合病院、大学病院、地域医院、診療所など

・教育機関:小中学校、特別支援学校、研究施設など

・福祉施設:特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、重症心身障害児施設など

・保健施設:デイケアセンター、介護老人保健施設、訪問看護事業所など

言語聴覚士の仕事はどのような人に向いている?

人間相手の仕事なので、人に興味のある人やコミュニケーションを取るのが好きな人が向いているようです。具体的にどのような人に向いているのか見ていきましょう。

人が好き

患者さん一人ひとりの性格や考え方などに寄り添って、コミュニケーションを取ることで、改善への手がかりを見つけられることもあります。人が好きで何気なく対話が取れる人は向いています。

根気強い

リハビリはすぐに成果がでることはほとんどありません。地道に根気よく続けていくことが必要です。じっくりと腰を据えて患者さんと向き合う姿勢が大切です。

共感力が高い

自分の考えや思いをうまく伝えられない患者さんも多く、ストレスがたまっている場合も多いです。また、事故や病気で障害を持つことになった患者さんは今までできていたことができなくなり、不安や絶望を感じている人もいます。そのような不安に気づき、受け止めてあげるやさしさのある人は向いています。

 

医療現場だけではなく、今後高齢化がさらに進む日本では言語聴覚士の活躍が大きく期待されているようです。さまざまな場面で障害を持った人をサポートするやりがいのある仕事です。

【大阪府】おすすめの言語聴覚士学校4選

イメージ
会社名大阪保健医療大学大阪医療福祉専門学校大阪医療技術学園専門学校大阪医専
特徴国家試験合格率20年連続1位!手厚いサポートと専門教員の指導が特徴学内で臨床実習が行える!確実な知識と技術を身につけて信頼される人材へ夜間部があるため社会人として働きながらでも言語聴覚士を目指せる!国家資格合格保証制度と完全就職保証制度で言語聴覚士のエキスパートになる
詳細リンク

おすすめ関連記事

サイト内検索
記事一覧