視能訓練士に向いている人と向いてない人の違いとは?

公開日:2022/04/15

向き不向き

視能訓練士は視力に問題を持つ患者の視機能の検査を行ったり、機能回復のための治療や訓練をサポートしたりする職業です。患者から聞き出した症状や悩みを眼科医に伝えたり、適切な治療や訓練を患者と実施したりするためにはどのような能力が求められるのでしょうか。今回は視能訓練士に向いている人と向いていない人の違いを紹介します。

視能訓練士に求められる能力とは?

視能訓練士の主な業務は、眼科や集団検診などで視力・視野の検査を行ったり、視機能に問題のある患者の視能回復の訓練やリハビリ方法について指導を行ったりすることです。ひとつの検査結果から患者の視機能回復や矯正のための具体的な方法や方針を決定します。ひとつでも結果が間違ってしまうと大きな医療ミスに発展してしまうことがあります。

そのため一つ一つの検査を、何度も確認して慎重かつ正確に検査することが求められるようです。視力が衰えてきたお年寄りのリハビリや、斜視・弱視の矯正は基本的に長期間かけて行うものです。患者の視機能にすぐに改善や進展が見られないようなケースであっても、根気よく継続する力、患者を励ますコミュニケーション力が必要になります。

ほかに必要な能力として、向上心や探求心にもとづく学習意欲の高さなどが挙げられます。視能訓練士は医療に携わる職種のため、最新の医療技術に関する技能や知識を常に取り入れることが求められるようです。知識を現状より向上させること、より最適な検査法や治療法を探求することを目的に、学会や院内研修、外部研究会に参加することを積極的に行うフットワークの軽さや学ぶ力も視能訓練士として求められます。

視能訓練士に向いている人の特徴

視能訓練士に求められる能力として、検査や治療を正確かつ慎重に行う根気や集中力、患者や眼科医と円滑に情報伝達が行えるコミュニケーション力、最新の医療知識を積極的に吸収する向学力・学習力を挙げました。視能訓練士にはこれらの能力を持つ人が向いています。

とくに視能訓練士のもとには加齢により視力の衰えたお年寄りから、生まれつき視力の弱いこども、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などによる目の酷使から視力が低下した幅広い世代が患者として訪れます。そんな患者と眼科医をつなぐ役割が視能訓練士です。

とくに患者との問診や治療の質はお互いの信頼関係によって変わります。正確に情報を伝達するだけではなく、相手に対する思いやりの気持ちを持って笑顔でやりとりできる人、相手の感覚に寄り添える共感力を持つ人が向いています。とくに視機能が著しく損なわれている患者、高年齢な患者の場合は歩行が困難なことも多く、診察時には患者を待合室に迎えに行くなど一人ひとりの症状に合わせた対応ができることが望ましいです。

 

また、視力の検査や視機能回復のサポートといった裏方の仕事であっても、途中で手を抜いたり投げ出したりせず、根気よく高い集中力を維持して業務を進められることが大切です。地道にコツコツ作業することが苦でない人が向いています。それ以外にも、最新の医療技術を積極的に吸収するためには、診療時間外や休日などを勉強にあてる必要があるため、学ぶことが苦でない人が視能訓練士に向いているといえます。

視能訓練士に向いてない人の特徴

視能訓練士に向いていない人の特徴として、まず挙げられるのはコミュニケーションが苦手なことです。とくに子どもが苦手な人は視能訓練士として働き続けることは難しいと言わざるを得ません。本来、視能訓練士は小児の弱視や斜視の視能矯正・視機能検査を行うための専門技術職です。

目の発達時期に、適切な訓練や処置を行うことで視力障害を改善・回復することを狙いとしているためです。それゆえ小児を患者として扱う機会も多い職種となります。言葉のレパートリーが少ない子どもの場合、自分の症状や悩みを自在に言語化することが困難だったり、泣いたり暴れたりする場合があります。

問診や検査時には、大人相手のときとは異なるコミュニケーションスキルを駆使して症状を聞き出さねばなりません。子どもが苦手な場合、視能訓練士として円滑に業務することは困難です。次に挙げられるのは機械の取り扱いが苦手な人です。眼科の検査には多くの機械を操作する必要があります。

また、機械から出力された数値をもとに計算を実施する場面があるため、機械の扱いや計算が苦手な人はあまり向いていません。また、視能訓練士の仕事は患者と眼科医をつなぐ縁の下の力持ち的な性質を持っています。検査や訓練のサポートなど地道な作業が苦手な人、根気強くない人、コツコツ作業できない人は視能訓練士には向いていません。

 

視能訓練士に向いている人と向いていない人の違いについて紹介しました。視能訓練士は患者と眼科医を結ぶ懸け橋的な存在です。正しい治療を行うために、正確に情報を伝達できること、患者と信頼関係をしっかり結べるように思いやりを持ってコミュニケーションできる能力が求められます。コミュニケーションに加えて、地味な作業でも根気を持って続けられること、慎重かつ正確な検査ができること、機械の操作や計算が苦でない人、勉強が好きな人などが視能訓練士に向いています。これらの条件に当てはまらない人や、子どもが苦手な人は視能訓練士は向いていません。

 

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